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ストレスに強くなれるのは、身体ではなくて脳

目次

筋トレと睡眠の関係性

筋トレにハマる理由

筋肉トレーニング経験者ならわかること。
最初はキツイ、ツラいがどんどん快感に変わります。
理由のひとつは、筋繊維の発達により同じ負荷でも楽に動かせるということ。
もうひとつは、筋トレ時に分泌される下記のホルモンが大きく関わります。
・エンドルフィン
・テストステロン
・ノルアドレナリン
・ドーパミン
・セロトニン

これらの多くは交感神経を刺激するもので、脳を覚醒状態にします。
とくに「ノルアドレナリン」はストレス耐性ホルモンとも言われていて、分泌することでストレスに強くなると言われています。


現代社会はずっと戦闘モード

交感神経が活発になると毎日がやる気に満ちていい感じですよね。
ただ、現代のストレス社会においてはそうとも言えないことも。
気にしなければならないのは、精神的ストレスよりも身体的なストレス
自分の身体が密かに感じている快、不快です。
身体的ストレスがかかるということは、常に身体は戦闘モードになるということ。


獲物を捕らえる時は身体にストレスを与える

私たちの祖先は、草原で獲物を捕まえて生活していました。
獲物を捕まえる時に身体は、血管が細くして、呼吸を浅くし、心拍数を上げて、身体の準備をしました。

現代社会では、獲物を捕まえる必要は無くなったのに、身体が外界から刺激で常にストレス状態になっています。
外界からの刺激は以下のようなもの

・満員電車
・長時間の同じ姿勢
・空調で温度コントロールされて空間

こんな状態で筋トレをすると、さらに身体にストレスを与えてしまうことも。
交感神経ばかりが活性化されて、身体の本来の「休みたい」という欲求に気づかなくなる可能性も。



過剰な筋肉があるとストレスに鈍感になる

良い睡眠を一定時間摂ることは、健全な心と身体のために必要なこと。
筋トレすることで睡眠時間が短くなっている人も多いはず。
それは、短い時間で深い睡眠を得ているような感覚があるかもしれませんが、長期的に見ると、ずっと脳を騙し続けて身体を酷使している状態になるのです。
筋トレすればするほど、自分のストレスタンクは増長して、ストレスを感じにくくなります。

ストレスに敏感な身体であることが大切

身体は副交感神経により呼吸、消化、吸収を身体が無意識下で休むことなくおこなっています。

自律神経は呼吸である程度コントロールできてしまいますが、そうすることで自立神経の本来の働きを阻害してしまいます。

故意にコントロールするのではなく、背骨が正しく動くことで、自律神経の働きを取り戻せます。

身体の欲求を敏感に感じることがストレス社会の現代だからこそ必要なのです。